08

2026.06

SDRとBDRの違いとは?役割・KPI・使い分けをわかりやすく解説 

    SDRとBDRは、どちらもインサイドセールス(非対面営業)の役割ですが、アプローチの方向が逆です。SDRは「入ってきたリードに対応する反響型」、BDRは「こちらから狙った企業を開拓する新規開拓型」——この違いを理解すると、自社に合ったインサイドセールスの設計ができます。

    本記事では、SDRとBDRの定義・役割・KPI・使い分けを整理します。インサイドセールス全体の役割やKPIの基本はインサイドセールスとは?役割・KPI・立ち上げ手順で解説しているので、本記事は2つの型の違いに絞って深掘りします。

    この記事でわかること:

    • SDR・BDRそれぞれの定義と役割

    • 2つの型のKPI・向いている企業の違い

    • 自社はどちらを中心に据えるべきかの判断基準

    1. SDRとBDRとは?それぞれの定義

    SDR(Sales Development Representative)=反響型

    SDRは、マーケティングが獲得したリード(問い合わせ・資料請求・ウェビナー参加など)に対応する反響型のインサイドセールスです。すでに自社に何らかの関心を示した相手にアプローチするため、初動のスピードと的確なフォローが成果を左右します。

    BDR(Business Development Representative)=新規開拓型

    BDRは、こちらからターゲット企業に能動的にアプローチする新規開拓型のインサイドセールスです。まだ接点のない企業、とくに重要顧客(エンタープライズ)に対して、戦略的にアプローチします。

    2. SDRとBDRの違い(比較表)

    項目

    SDR(反響型)

    BDR(新規開拓型)

    アプローチ方向

    インバウンド(受け)

    アウトバウンド(攻め)

    対象

    マーケ獲得リード

    狙ったターゲット企業

    起点

    問い合わせ・資料請求など

    自社からの能動的アプローチ

    主なKPI

    リード対応スピード・商談化率

    ターゲット内アポ獲得数・開拓社数

    向く企業

    リード流入が多い企業

    重要顧客を狙う・新市場開拓する企業

    SDRは「来た球をいかに早く・的確に返すか」、BDRは「狙った相手にいかに接点を作るか」が肝です。求められるスキルも異なり、SDRはスピードと傾聴、BDRは仮説構築と粘り強さが重視されます。

    3. SDRとBDRのKPIの違い

    両者は成果の測り方が異なります。

    • SDRのKPI:リード対応スピード(スピードリード)、有効会話数、商談化率(リード→商談)。マーケとの連携品質が成果に直結します。

    • BDRのKPI:ターゲットリスト内のアポ獲得数、開拓社数、重要顧客の商談創出。中長期の関係構築を評価する視点も必要です。

    KPIの具体的な設計はインサイドセールスのKPI設計で詳しく解説しています。

    4. 自社はどちらを中心に据えるべきか

    判断の軸はシンプルで、リードの流入量です。

    • リード流入が十分にある → まずSDRを整備し、来たリードを取りこぼさない体制を作る。

    • リード流入が少ない/重要顧客を狙う → BDRで能動的に開拓する。

    • 両方必要 → SDRで足元を固めつつ、重要顧客にはBDRを並走させる。

    立ち上げ初期は、無理に両方を始めず、自社のリード状況に合う型から着手するのが定石です。立ち上げの進め方はインサイドセールスの立ち上げ手順【実践版】を参照してください。

    なお、SDR・BDRいずれの場合も、買い手の67.2%が営業電話に出ない時代(営業電話の実態調査)には、電話だけに頼らず、資料の閲覧データなどで関心を捉える工夫が欠かせません。このような非対面の関係構築を支えるのが、AI搭載のデジタルセールスルーム「コレタ for Sales」です。送った資料の閲覧状況を可視化し、SDR・BDRどちらのフォロー精度も高められます。

    5. SDR・BDRでよくある誤解

    • 「BDR=ただのテレアポ」ではない → BDRは狙った企業に仮説を持って接点を作る戦略的役割です。

    • 「SDRは受け身でいい」ではない → 反響対応もスピードと的確さが成果を分けます。放置は機会損失に直結します。

    • 「片方だけあればいい」とは限らない → リード状況により最適な構成は変わります。

    6. まとめ

    • SDRは反響型(マーケ獲得リードに対応)、BDRは新規開拓型(狙った企業を能動的に開拓)

    • KPIはSDR=対応スピード・商談化率、BDR=アポ獲得数・開拓社数と異なる

    • どちらを中心にするかは「リードの流入量」で判断する

    • 立ち上げ初期は自社に合う型から着手し、必要に応じて並走させる

    自社のリード流入を見極め、まずは取り組むべき型を1つに決めることが、インサイドセールス設計の第一歩です。

    よくある質問(FAQ)

    Q1. SDRとBDRの違いは何ですか?

    A: SDRはマーケティングが獲得したリードに対応する「反響型(インバウンド)」、BDRはこちらからターゲット企業に能動的にアプローチする「新規開拓型(アウトバウンド)」のインサイドセールスです。アプローチの方向と対象が逆になります。

    Q2. SDRとBDRはどちらを先に始めるべきですか?

    A: リード流入が十分にあるならSDRから、リードが少ない・重要顧客を狙うならBDRから着手します。判断軸は「リードの流入量」です。立ち上げ初期は無理に両方始めず、自社に合う型から始めるのが定石です。

    Q3. SDRとBDRのKPIはどう違いますか?

    A: SDRはリード対応スピード・有効会話数・商談化率を重視し、BDRはターゲット内のアポ獲得数・開拓社数・重要顧客の商談創出を重視します。BDRは中長期の関係構築を評価する視点も必要です。

    Q4. BDRはテレアポと同じですか?

    A: いいえ。BDRは狙ったターゲット企業に仮説を持って戦略的に接点を作る役割で、単なる架電量を追うテレアポとは異なります。相手の課題を想定したアプローチが求められます。


    🌟 インサイドセールスを設計する方へ

    コレタ for Salesは、資料の閲覧ログ可視化・商談の自動要約・SFA連携を一体で提供するAI搭載のデジタルセールスルームです。SDR・BDRいずれの活動でも、買い手の関心をデータで捉え、フォロー精度を高められます。

    最終更新: 2026年6月 | デジタルセールスナビ編集部

    記事をシェア

    コレタ for Salesのご利用をはじめてみませんか?

    コレタ for Sales

    を使ってみませんか?

    資料請求して相談しよう

    © NK Energy System Inc.