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2026.06
SDRとBDRの違いとは?役割・KPI・使い分けをわかりやすく解説

SDRとBDRは、どちらもインサイドセールス(非対面営業)の役割ですが、アプローチの方向が逆です。SDRは「入ってきたリードに対応する反響型」、BDRは「こちらから狙った企業を開拓する新規開拓型」——この違いを理解すると、自社に合ったインサイドセールスの設計ができます。
本記事では、SDRとBDRの定義・役割・KPI・使い分けを整理します。インサイドセールス全体の役割やKPIの基本はインサイドセールスとは?役割・KPI・立ち上げ手順で解説しているので、本記事は2つの型の違いに絞って深掘りします。
この記事でわかること:
SDR・BDRそれぞれの定義と役割
2つの型のKPI・向いている企業の違い
自社はどちらを中心に据えるべきかの判断基準
1. SDRとBDRとは?それぞれの定義
SDR(Sales Development Representative)=反響型
SDRは、マーケティングが獲得したリード(問い合わせ・資料請求・ウェビナー参加など)に対応する反響型のインサイドセールスです。すでに自社に何らかの関心を示した相手にアプローチするため、初動のスピードと的確なフォローが成果を左右します。
BDR(Business Development Representative)=新規開拓型
BDRは、こちらからターゲット企業に能動的にアプローチする新規開拓型のインサイドセールスです。まだ接点のない企業、とくに重要顧客(エンタープライズ)に対して、戦略的にアプローチします。
2. SDRとBDRの違い(比較表)
項目 | SDR(反響型) | BDR(新規開拓型) |
|---|---|---|
アプローチ方向 | インバウンド(受け) | アウトバウンド(攻め) |
対象 | マーケ獲得リード | 狙ったターゲット企業 |
起点 | 問い合わせ・資料請求など | 自社からの能動的アプローチ |
主なKPI | リード対応スピード・商談化率 | ターゲット内アポ獲得数・開拓社数 |
向く企業 | リード流入が多い企業 | 重要顧客を狙う・新市場開拓する企業 |
SDRは「来た球をいかに早く・的確に返すか」、BDRは「狙った相手にいかに接点を作るか」が肝です。求められるスキルも異なり、SDRはスピードと傾聴、BDRは仮説構築と粘り強さが重視されます。
3. SDRとBDRのKPIの違い
両者は成果の測り方が異なります。
SDRのKPI:リード対応スピード(スピードリード)、有効会話数、商談化率(リード→商談)。マーケとの連携品質が成果に直結します。
BDRのKPI:ターゲットリスト内のアポ獲得数、開拓社数、重要顧客の商談創出。中長期の関係構築を評価する視点も必要です。
KPIの具体的な設計はインサイドセールスのKPI設計で詳しく解説しています。
4. 自社はどちらを中心に据えるべきか
判断の軸はシンプルで、リードの流入量です。
リード流入が十分にある → まずSDRを整備し、来たリードを取りこぼさない体制を作る。
リード流入が少ない/重要顧客を狙う → BDRで能動的に開拓する。
両方必要 → SDRで足元を固めつつ、重要顧客にはBDRを並走させる。
立ち上げ初期は、無理に両方を始めず、自社のリード状況に合う型から着手するのが定石です。立ち上げの進め方はインサイドセールスの立ち上げ手順【実践版】を参照してください。
なお、SDR・BDRいずれの場合も、買い手の67.2%が営業電話に出ない時代(営業電話の実態調査)には、電話だけに頼らず、資料の閲覧データなどで関心を捉える工夫が欠かせません。このような非対面の関係構築を支えるのが、AI搭載のデジタルセールスルーム「コレタ for Sales」です。送った資料の閲覧状況を可視化し、SDR・BDRどちらのフォロー精度も高められます。
5. SDR・BDRでよくある誤解
「BDR=ただのテレアポ」ではない → BDRは狙った企業に仮説を持って接点を作る戦略的役割です。
「SDRは受け身でいい」ではない → 反響対応もスピードと的確さが成果を分けます。放置は機会損失に直結します。
「片方だけあればいい」とは限らない → リード状況により最適な構成は変わります。
6. まとめ
SDRは反響型(マーケ獲得リードに対応)、BDRは新規開拓型(狙った企業を能動的に開拓)
KPIはSDR=対応スピード・商談化率、BDR=アポ獲得数・開拓社数と異なる
どちらを中心にするかは「リードの流入量」で判断する
立ち上げ初期は自社に合う型から着手し、必要に応じて並走させる
自社のリード流入を見極め、まずは取り組むべき型を1つに決めることが、インサイドセールス設計の第一歩です。
よくある質問(FAQ)
Q1. SDRとBDRの違いは何ですか?
A: SDRはマーケティングが獲得したリードに対応する「反響型(インバウンド)」、BDRはこちらからターゲット企業に能動的にアプローチする「新規開拓型(アウトバウンド)」のインサイドセールスです。アプローチの方向と対象が逆になります。
Q2. SDRとBDRはどちらを先に始めるべきですか?
A: リード流入が十分にあるならSDRから、リードが少ない・重要顧客を狙うならBDRから着手します。判断軸は「リードの流入量」です。立ち上げ初期は無理に両方始めず、自社に合う型から始めるのが定石です。
Q3. SDRとBDRのKPIはどう違いますか?
A: SDRはリード対応スピード・有効会話数・商談化率を重視し、BDRはターゲット内のアポ獲得数・開拓社数・重要顧客の商談創出を重視します。BDRは中長期の関係構築を評価する視点も必要です。
Q4. BDRはテレアポと同じですか?
A: いいえ。BDRは狙ったターゲット企業に仮説を持って戦略的に接点を作る役割で、単なる架電量を追うテレアポとは異なります。相手の課題を想定したアプローチが求められます。
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最終更新: 2026年6月 | デジタルセールスナビ編集部

