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2026.09
営業資料テンプレート|構成の雛形とパワポでの作り方【種類別のひな型】

営業資料テンプレートとは、会社紹介やサービス紹介などの資料を、毎回ゼロから作らずに済むよう、構成やレイアウトを雛形化したものです。結論から言えば、テンプレートの価値は「作業を速くする」ことだけでなく、誰が作っても一定の品質を保ち、資料が『課題起点』で組み立てられる状態を担保することにあります。この記事では、営業資料の種類別テンプレート(構成の雛形)と、パワポでの作り方、表紙・目次の型までを解説します。
この記事で分かることは次の3点です。
営業資料の種類別テンプレート(構成の雛形)
表紙・目次を含む、パワポでの作り方
テンプレートを組織で運用し、品質を揃えるコツ
営業資料全体の作り方は営業資料とは?種類・作り方、見やすくするデザインのコツは営業資料のデザインで解説しています。
1. 営業資料テンプレートの基本構成(共通の型)
種類を問わず、受注につながる営業資料には共通の構成があります。まずはこの共通テンプレートを押さえます。
表紙:タイトル・会社名・日付
課題提起:買い手が自分ごととして感じる課題
課題の背景・原因:なぜその課題が起きるのか
解決策:自社のサービスがどう解決するか
提供価値・特徴:他社との違い、選ばれる理由
導入事例・実績:解決できる根拠
料金・プラン:導入のイメージ
次のアクション:問い合わせ・相談・デモへの導線
最大のポイントは、表紙の次に「課題提起」を置くことです。多くの資料は表紙の後すぐ会社紹介や機能説明に入りますが、それでは買い手の関心を引けません。「あなたのこの課題を解決します」から始めるのが、受注につながるテンプレートの核です。この課題起点の流れはBtoB営業の4フェーズとも対応します。
2. 種類別のテンプレート(構成の雛形)
営業資料は種類によって目的が異なるため、構成も少しずつ変わります。代表的な3種類の雛形を示します。
会社紹介資料のテンプレート
初回接触で信頼感を伝える資料です。
表紙 → 会社概要(沿革・規模)→ 事業内容 → 提供価値 → 導入企業・実績 → 選ばれる理由 → 問い合わせ先
サービス紹介資料のテンプレート
サービスの提供価値を伝え、興味を喚起する資料です。
表紙 → 課題提起 → 課題の背景 → サービス概要 → 主な機能・特徴 → 導入事例 → 料金・プラン → 次のアクション
提案書のテンプレート
特定の顧客の課題に合わせて作る、1案件専用の資料です。汎用資料とは別に、相手ごとに作り込みます。
表紙 → 御社の課題(ヒアリング内容の要約)→ 課題の整理 → 解決策の提案 → 導入効果の試算 → 導入スケジュール → お見積り → 次のアクション
導入事例集・比較資料のテンプレート
比較検討フェーズで効く2種類です。導入事例集は「顧客の課題→施策→成果(数字)→コメント」を1社1〜2枚でまとめ、複数社を並べます。買い手は自社に近い業種・規模の事例を探すため、業種や課題でインデックスを付けると親切です。比較資料は「比較軸を縦、選択肢を横」に置いた表を中心に、自社が優位な軸を上に配置します。ただし他社を過度に貶める表現は信頼を損なうため、事実ベースで整理します。
提案書の詳しい書き方は提案書の書き方で個別に解説しています。会社紹介・サービス紹介は使い回す汎用資料、提案書は相手ごとに作る個別資料、と役割を分けて用意します。
3. パワポでの作り方と、表紙・目次の型
営業資料は、多くの場合パワーポイント(PowerPoint)で作成します。効率よく作るコツは次の通りです。
スライドマスターで型を固定する
表紙・見出し・本文の基本レイアウトを「スライドマスター」に登録しておくと、毎回のデザイン作業が不要になります。配色やフォントもここで統一します。
表紙の型
タイトル(何の資料か)を大きく
サブタイトルで対象や価値を一言
会社名・ロゴ・日付を控えめに
表紙は第一印象を決めます。情報を詰め込まず、タイトルを主役にします。
目次の型
3〜6項目に整理する
各章のタイトルは「内容が分かる言葉」にする
目次は資料の全体像を示し、読み手に安心感を与えます。長い資料ほど、目次で道筋を見せることが大切です。現在地が分かるよう、各章の扉ページに小さく目次を再掲すると、さらに親切です。詳しいレイアウトや配色は営業資料のデザインを参照してください。
4. 営業資料の枚数の目安と、テンプレートのNG
テンプレートを使うとき、迷いやすいのが「何枚くらいが適切か」です。目安は次の通りです。
会社紹介資料:10〜15枚程度。信頼感を伝えるのが目的なので、簡潔に。
サービス紹介資料:15〜25枚程度。課題から解決策、事例まで一通り含む。
提案書:10〜20枚程度。相手の課題に絞り、冗長にしない。
枚数はあくまで目安で、重要なのは「1メッセージ1枚」を守った結果としての枚数です。枚数を埋めるために内容を薄めるのは本末転倒です。逆に、伝えたいことが多いからと1枚に詰め込むのも避けます。読み手が社内で回覧する場面を想像し、営業の説明がなくても各ページ単体で意味が通るか、を基準に枚数と分割を決めると失敗しません。
また、テンプレート運用でありがちな失敗が、テンプレートに頼りすぎて、相手に合わせた調整を怠ることです。汎用資料はそのまま使えますが、提案書は必ず相手の課題に合わせて作り込みます。テンプレートは「考える手間を減らす土台」であって、「考えなくてよくする道具」ではありません。
5. テンプレートを組織で運用するコツ
テンプレートは、作って終わりではなく、組織で運用してはじめて価値が出ます。運用のコツは次の通りです。
1か所に集約する:最新のテンプレートを、誰もがアクセスできる場所に置く。
更新ルールを決める:実績数字やサービス内容が変わったら、テンプレートも更新する。
良い事例を共有する:受注につながった資料を、次のテンプレートに反映する。
テンプレートを整えることは、営業ノウハウを個人の中に閉じ込めず、組織の資産にすることです。これはセールスイネーブルメントの型化の中核でもあります。段階的に見込み客へ資料を届ける運用はリードナーチャリングとは?も参考になります。
そして、テンプレートから作った資料が「実際にどう読まれたか」を把握できると、テンプレート自体を改善できます。AI搭載のデジタルセールスルーム『コレタ for Sales』では、営業資料をオンラインで共有し、どのページがよく見られ、どこで離脱したかを可視化できます。コレタの独自調査(BtoB購買の実態調査2026)でも78.0%が「資料があれば電話なしで検討を進められる」と回答しており、良いテンプレートは営業の代わりに検討を進めます。→ コレタ for Sales の詳細はこちら
まとめ
営業資料テンプレートは、作業を速くするだけでなく、品質を揃え「課題起点」を担保するもの
共通の型は「表紙→課題提起→背景→解決策→価値→事例→料金→次のアクション」
会社紹介・サービス紹介は汎用の雛形、提案書は相手ごとに作る個別資料として分ける
パワポはスライドマスターで型を固定し、表紙はタイトル主役、目次は3〜6項目に整理する
テンプレートは1か所に集約・更新ルール化し、閲覧データで改善すると資産になる
営業資料テンプレートは、資料の品質を個人技から組織の力に変える仕組みです。まずは自社の資料を「表紙→課題提起」の順に整えるところから始めてみてください。→ コレタ for Sales の詳細はこちら
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