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2026.09

TimeRex(タイムレックス)とは?料金・使い方・評判と営業で使うときの注意点【2026年版】

    TimeRex(タイムレックス)とは、カレンダーと連携して空き時間を自動提示し、相手が枠を選ぶだけで予約が確定する日程調整ツールです。結論から言えば、日程調整の往復メールをなくすという一点において、無料プランからでも十分に実用的なツールです。

    一方で、営業・商談用途で使う場合には、押さえておくべき前提があります。日程調整ツールが解決するのは「予約を取るまで」であり、「予約した相手が何に関心を持っているか」までは分からない、という点です。この記事では、TimeRexの機能・料金・使い方を公式情報をもとに整理したうえで、営業で使うときの注意点まで解説します。

    この記事で分かることは次の3点です。

    • TimeRexの主な機能と料金プラン

    • どんな企業・用途に向いているか(向いていないケースも含めて)

    • 営業・商談で日程調整ツールを使うときの注意点

    なお、日程調整ツール全般の比較の軸は営業・ビジネス向け日程調整ツールの選び方、ツールを使わない場合のメール文面は日程調整メールの例文集で解説しています。

    ※本記事の機能・料金は、2026年9月時点のTimeRex公式サイトの記載に基づいています。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。


    1. TimeRex(タイムレックス)とは

    TimeRexは、日程調整の工程を自動化するWebサービスです。自分のカレンダーと連携させておくと、空いている時間だけが候補として相手に提示され、相手が希望の枠を選ぶだけで予約が確定します。確定と同時に、カレンダーへの登録やWeb会議URLの発行まで自動で行われます。

    従来の日程調整では、候補日をメールで送り、相手の返信を待ち、合わなければ再調整し、確定後にWeb会議URLを別途送る——という往復が発生していました。TimeRexはこの一連の流れを、予約ページのURLを1つ共有するだけに置き換えます。

    公式サイトでは、日程調整の工数を95%削減できるとされており、登録者数は60万人を突破していると案内されています(いずれも公式サイトの記載による)。


    2. TimeRexの主な機能

    公式サイトに記載されている主な機能を整理します。

    • カレンダー連携——Googleカレンダー、Outlook予定表に対応

    • Web会議ツール連携——Zoom、Microsoft Teams、Google MeetのURLを自動発行

    • 日程候補の自動リストアップ——空き時間から候補を自動で提示

    • 予定の自動登録——予約確定と同時にカレンダーへ登録

    • 複数人の日程調整——「複数人全員が参加」「誰か1人が参加」など柔軟な設定に対応

    • チーム機能——共通の日程調整カレンダーの利用、メンバー管理

    • リマインドメール——予約者へのリマインドを自動送信

    • 設問項目のカスタマイズ——予約時に聞きたい項目を追加できる

    • 外部サービス連携——3,000以上の外部サービスとの連携に対応

    セキュリティ面では、ISO27001認証を取得していることが公式に案内されています。

    機能面で評価できるのは、「誰か1人が参加すればよい」という条件設定に対応している点です。営業チームで担当を割り振る場面や、複数の候補者から都合の合う人が対応する場面では、この柔軟性が効いてきます。


    3. TimeRexの料金プラン

    料金は次の3プランです(2026年9月時点、年払い・税抜表記)。

    プラン

    料金

    特徴

    フリー

    無料

    クレジットカード登録不要で利用開始できる

    ベーシック

    750円/月

    有料機能を利用できる基本プラン

    プレミアム

    1,250円/月

    上位プラン

    注目すべきは、フリープランがクレジットカード登録不要である点です。日程調整ツールを初めて導入する組織にとって、試しやすさは大きな利点になります。まず無料で使い勝手を確かめ、チーム運用や高度な機能が必要になった段階で有料プランを検討する、という進め方が現実的です。

    各プランに含まれる具体的な機能範囲は変更される可能性があるため、導入前に公式サイトで最新の条件を確認してください。


    4. TimeRexの使い方(基本の流れ)

    実際の利用の流れは、おおむね次のようになります。

    1. アカウントを登録する——フリープランならクレジットカード不要で開始できます。

    2. カレンダーを連携する——GoogleカレンダーまたはOutlook予定表を接続します。これにより既存の予定と重ならない枠だけが候補になります。

    3. 日程調整ページを作成する——所要時間、提示する曜日・時間帯、バッファ(前後の余白)などを設定します。

    4. Web会議ツールを連携する——Zoom・Teams・Meetを連携しておくと、予約確定時にURLが自動発行されます。

    5. URLを相手に共有する——メールやチャットでページのURLを送ります。

    6. 相手が枠を選んで予約完了——カレンダー登録・確認通知・リマインドまで自動で完了します。

    最初の設定で押さえておきたいのは、提示する時間帯とバッファの設計です。空いている時間をすべて開放すると、商談の直前直後に別の予定が入り、準備や振り返りの時間が取れなくなります。「商談は火・木の午後」「前後15分は空ける」といったルールを先に決めておくと、運用が安定します。


    5. TimeRexが向いている企業・用途

    ここまでの内容を踏まえて、正直に整理します。

    向いているケース

    • 日程調整の往復メールを、とにかくなくしたい

    • まずは無料で日程調整の自動化を試したい

    • 社内会議や面談など、相手が社内中心の調整が多い

    • チームで担当を割り振って対応したい

    • 予約が取れれば目的は達成、という用途

    別の選択肢も検討したいケース

    • 営業で、予約した相手が事前に何に関心を持っていたかを知りたい

    • 提案資料を見てもらいながら、その流れで予約につなげたい

    • 買い手の検討状況をデータで把握して、商談の質を上げたい

    前者であれば、TimeRexは有力な選択肢です。後者の場合は、日程調整の機能だけでは足りない可能性があります。理由は次章で説明します。


    6. 営業で日程調整ツールを使うときの注意点

    日程調整ツール全般に言えることですが、営業用途では押さえておくべき前提があります。日程調整ツールが解決するのは「予約を取るまで」であり、「予約した相手が何を考えているか」は分からないという点です。

    なぜこれが重要かというと、買い手の検討が営業の見えない場所で進んでいるからです。コレタの独自調査(BtoB購買の実態調査2026)では、73.9%の買い手が「営業担当者が不在でも社内で検討を進めた」と回答しました。さらに、78.0%が「詳細な資料やデモ動画があれば電話なしでも検討を進められる」と答えています。

    つまり、商談が設定される前の段階で、買い手はすでに資料を読み、比較し、社内で共有しています。そこで何が起きていたかを知らないまま商談に臨むと、相手がすでに理解している内容を一から説明することになりかねません。この構造は見えないナーチャリングとは?電話に出ないBtoB顧客が水面下でしていることで詳しく解説しています。

    もう1つの注意点は、動線の分断です。多くの場合、営業は「資料をメールで送る」→「別途、日程調整URLを送る」という形になります。買い手からすると、資料を見て興味を持った瞬間と、予約する行為が別の場所で起きます。この小さな分断が離脱を生みます。理想は、資料を見ている画面から、そのまま予約できることです。


    7. 日程調整ツールとデジタルセールスルームの違い

    この違いを整理すると、次のようになります。

    観点

    日程調整ツール

    デジタルセールスルーム(DSR)

    主な目的

    予約を自動化する

    資料を届け、商談を前に進める

    資料の共有

    対象外(別手段が必要)

    提案資料・動画・事例を集約

    閲覧行動の把握

    対象外

    誰が何をどれだけ見たか可視化

    予約までの動線

    別URLへ遷移

    資料を見た流れでそのまま予約

    向いている場面

    社内会議・面談・一般的な調整

    BtoB商談・提案フェーズ

    重要なのは、どちらが優れているかではなく、目的が違うということです。社内会議の日程を素早く決めたいなら、日程調整専用ツールのほうが軽量で扱いやすい。一方、提案から商談化までの歩留まりを上げたいなら、資料と予約と閲覧データが一体になっている必要があります。

    DSRそのものの比較・選び方はデジタルセールスルーム(DSR)とは?主要ツール比較・選び方、閲覧可視化の仕組みは営業資料の閲覧トラッキングで解説しています。

    AI搭載のデジタルセールスルーム『コレタ for Sales』では、提案資料を見ている買い手がそのページから離脱せずに予約でき、営業は相手が予約前にどの資料を見たかを把握したうえで商談に臨めます。日程調整を単なる時短ではなく、商談化率の改善につなげたい企業に向いています。→ コレタ for Sales の詳細はこちら


    まとめ

    • TimeRexは、カレンダー連携で空き時間を自動提示し、往復メールなしで予約を確定できる日程調整ツール

    • Google・Outlook、Zoom・Teams・Meetに対応し、複数人調整やチーム機能も備える

    • 料金はフリー(無料・カード登録不要)、ベーシック750円/月、プレミアム1,250円/月(2026年9月時点・年払い税抜)

    • 日程調整の往復をなくす目的なら、無料プランからでも十分に実用的

    • ただし営業用途では、「予約前に相手が何を見たか」は分からない点に留意が必要

    • 資料の閲覧と予約が地続きになっているかどうかが、商談の質を左右する

    まずは自社の用途を整理することをおすすめします。社内調整が中心なら日程調整専用ツール、BtoB商談の歩留まりを上げたいならDSR型、という切り分けが現実的です。商談プロセス全体の設計はBtoB営業の4フェーズ、電話に頼らない接点づくりは電話営業とDSRの関係もあわせてご覧ください。→ コレタ for Sales の詳細はこちら


    よくある質問(FAQ)

    Q1. TimeRex(タイムレックス)とは何ですか? A. カレンダーと連携して空き時間を自動提示し、相手が枠を選ぶだけで予約が確定する日程調整ツールです。GoogleカレンダーやOutlook予定表と連携でき、予約確定と同時にカレンダー登録やZoom・Teams・MeetのURL発行まで自動で行われます。往復メールをなくすことを目的としたサービスです。

    Q2. TimeRexは無料で使えますか? A. フリープランがあり、クレジットカード登録なしで利用を開始できます(2026年9月時点の公式サイト記載)。有料プランはベーシックが月750円、プレミアムが月1,250円です(年払い・税抜)。各プランの機能範囲は変更される場合があるため、導入前に公式サイトで最新条件をご確認ください。

    Q3. TimeRexで複数人の日程調整はできますか? A. できます。公式サイトでは「複数人全員が参加」「誰か1人が参加」といった柔軟な条件設定に対応していると案内されています。営業チームで担当を割り振る場面や、都合の合うメンバーが対応する運用に向いています。チーム機能では共通の日程調整カレンダーも利用できます。

    Q4. TimeRexの使い方の流れを教えてください。 A. アカウント登録、カレンダー連携、日程調整ページの作成、Web会議ツールの連携、URLの共有、という流れです。相手が枠を選べば予約が完了し、確認通知やリマインドまで自動化されます。初期設定では、提示する時間帯と前後のバッファを決めておくと運用が安定します。

    Q5. 営業でTimeRexを使う場合の注意点はありますか? A. 日程調整ツールが解決するのは「予約を取るまで」で、予約した相手が事前に何の資料を見ていたかは分かりません。コレタの調査では73.9%の買い手が営業不在で検討を進めており、商談前の関心を把握できないと、相手がすでに知っている内容を説明してしまう可能性があります。

    Q6. 日程調整ツールとデジタルセールスルームはどちらを選ぶべきですか? A. 目的が異なります。社内会議や面談など「予約が取れれば目的達成」の用途なら日程調整専用ツールが軽量で適しています。BtoB商談で提案資料を届けながら商談化率を上げたい場合は、資料共有・閲覧可視化・予約が一体になったDSRが向いています。用途で切り分けるのが現実的です。

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