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2026.08

飛び込み営業とは?成功率を上げるコツと「時代遅れ」と言われる理由【2026年版】

    飛び込み営業とは、アポイントを取らずに見込み客の企業や店舗を直接訪問し、その場で商談の機会を作ろうとするアウトバウンド営業の手法です。断られることが多く精神的に厳しい一方、対面ならではの熱量が伝わり、競合が接触していない相手に出会えるという利点もあります。結論から言えば、飛び込み営業は「量をこなせば成果が出る」時代ではなくなっており、成功率を上げるには事前準備と、訪問後の"非同期フォロー"が鍵になります。

    「1日何十件もまわっているのに、ほとんど成果につながらない」——飛び込み営業の現場では、この悩みが尽きません。その背景には、買い手側の変化があります。コレタの独自調査(2026年3月, n=250)によると、67.2%の買い手が営業電話に「出なかった・折り返さなかった」経験を持ち、その最多理由は「知らない番号には出ない」(44.1%)でした(営業電話の実態調査)。突然の接触を避ける傾向は、飛び込み営業にも同じように当てはまります。

    この記事でわかること:

    • 飛び込み営業とは何か——平均的な成功率とメリット・デメリット

    • 「時代遅れ・きつい」と言われる理由

    • 飛び込み営業の成功率を上げるコツと、現代的な代替アプローチ


    飛び込み営業とは?——成功率の目安

    飛び込み営業とは、事前のアポイントなしに見込み客を直接訪問する営業手法です。テレアポと並ぶ代表的なアウトバウンド営業で、営業手法全体の中では「営業側から働きかけるプッシュ型」に位置づけられます(全体像は営業手法とは?種類一覧と使い分け)。

    飛び込み営業の成功率はどのくらいか

    飛び込み営業の成功率は、商材・業界・訪問先によって大きく異なりますが、一般にその場で商談化する確率は数%程度とされ、決して高くありません。多くは「担当者不在」「受付で断られる」で終わります。だからこそ、限られた接触機会をどう成果につなげるかが重要になります。アウトバウンド営業全体の考え方はアウトバウンド営業とは?インバウンドとの違い・手法一覧で解説しています。


    飛び込み営業のメリット・デメリット

    メリット

    • 競合が接触していない相手に出会える:問い合わせを待つインバウンドでは出会えない層にアプローチできる。

    • 対面の熱量が伝わる:表情や態度など、非言語の情報で印象を残せる。

    • すぐに始められる:リストと足があればコストをかけずに始められる。

    デメリット

    • 成功率が低く、精神的な負担が大きい:断られ続けることで疲弊しやすい。

    • 効率が悪い:移動時間が多く、1日にまわれる件数に限りがある。

    • 相手に警戒されやすい:突然の訪問は、そもそも話を聞いてもらいにくい。


    飛び込み営業が「時代遅れ・きつい」と言われる理由

    近年、「飛び込み営業はもう古い」という声が増えています。これには明確な理由があります。

    買い手は「知らない相手」からの接触を避ける

    コレタの独自調査では、営業電話に出ない最多理由が「知らない番号には出ない」(44.1%)でした。これは電話に限らず、突然の訪問にも共通する心理です。買い手は、面識のない相手からの一方的な接触を避ける傾向を強めています。

    買い手は「自分のペースで検討」したい

    同じ調査では、買い手が希望する接点はメール(41.6%)、オンライン資料・動画(38.0%)が上位で、78.0%が「詳細な資料やデモ動画があれば電話なしでも検討を進められる」と回答しています。リアルタイムで拘束される飛び込みより、自分のタイミングで見られる非同期の情報提供が好まれています。買い手の実態はBtoB購買担当者が本当に求めていることで詳しく解説しています。

    それでも「接点づくり」の価値は残る

    とはいえ、飛び込み営業が完全に無意味になったわけではありません。競合が接触していない相手に出会える点は、今も価値があります。問題は「その場で売ろうとすること」であり、飛び込みを"最初の接点づくり"と割り切れば、活かし方はあります。


    飛び込み営業の成功率を上げる4つのコツ

    ① 訪問先を絞り、事前に仮説を持つ

    手当たり次第ではなく、自社の商材が刺さりそうな業種・規模に絞ります。訪問前に「この企業はこんな課題を抱えていそうだ」という仮説を一つ持つだけで、会話の質が変わります。

    ② 最初の30秒で「相手のメリット」を伝える

    飛び込みで最も重要なのは冒頭です。売り込みではなく、「同業の◯◯社ではこういう課題を解決しました」と、相手にとっての価値を先に示すことで、話を聞いてもらえる確率が上がります。

    ③ その場で売らず「次の接点」を作る

    成功率が低いのは「その場で商談化しよう」とするからです。ゴールを「資料を渡して次につなげる」に変えると、成果につながりやすくなります。買い手が営業に最も求める価値は「自社に合う/合わないの整理」(独自調査で50.0%)であり、その場の売り込みより、後で読める整理された資料のほうが響きます。

    ④ 訪問後の「非同期フォロー」で差をつける

    飛び込みの成否は、実は訪問後に決まります。渡した資料が読まれているか、興味を持たれているかを把握し、タイミング良くフォローできるかが鍵です。

    こんな組織に向いています——飛び込みやアウトバウンドで作った接点が、その後フォローされずに消えてしまう。そんな課題には、渡した資料への反応を可視化する仕組みが有効です。デジタルセールスルーム『コレタ for Sales』は、送った資料を「相手がいつ・どこまで見たか」まで可視化し、興味を示したタイミングでフォローできます。→ コレタ for Sales 詳細はこちら


    データで裏付ける:飛び込みを「接点づくり」に変える

    現代の飛び込み営業で成果を出す鍵は、「その場の一発勝負」から「接点をつくり、非同期で育てる」形に変えることです。

    飛び込みで渡す資料を、紙ではなくデジタルセールスルーム(DSR)のURLで共有すれば、訪問後に相手が「どの資料を・いつ・どこまで見たか」がリアルタイムで分かります。その場で決まらなくても、資料への反応という"購買サイン"を捉えてフォローできるため、限られた接点を成果につなげられます。訪問後のフォローが電話中心で届きにくい理由は電話営業とDSRの関係、商談化した後の成約率改善は成約率とは?上がらない原因と改善施策15選もあわせてご覧ください。効率を重視するなら、飛び込みの一部をインサイドセールスに置き換える選択肢も有効です。


    まとめ

    • 飛び込み営業とは、アポなしで見込み客を直接訪問するアウトバウンド営業。成功率は数%程度と低い

    • メリットは競合未接触の相手に出会えること、デメリットは効率の悪さと精神的負担

    • 「時代遅れ」と言われるのは、買い手が知らない相手からの突然の接触を避け、自分のペースの検討を望むため

    • 成功率を上げるコツは、①訪問先を絞る、②冒頭で相手のメリット、③その場で売らず次の接点、④訪問後の非同期フォロー

    飛び込み営業は「量で押す」時代ではなくなりましたが、"最初の接点づくり"と割り切り、訪問後のフォローをデータで支えれば、今も成果につなげられます。まずは次の訪問で、「その場で売る」から「資料を渡して次につなげる」へゴールを変えてみましょう。

    飛び込みで作った接点を消さず、資料への反応を見てフォローしたい方は、デジタルセールスルーム『コレタ for Sales』をご検討ください。→ コレタ for Sales 詳細はこちら


    よくある質問(FAQ)

    Q1. 飛び込み営業とは何ですか? A. 飛び込み営業とは、事前のアポイントを取らずに見込み客の企業や店舗を直接訪問し、その場で商談の機会を作ろうとするアウトバウンド営業の手法です。テレアポと並ぶ代表的なプッシュ型営業で、断られることが多い一方、競合が接触していない相手に出会える利点があります。

    Q2. 飛び込み営業の成功率はどのくらいですか? A. 商材・業界・訪問先によって大きく異なりますが、その場で商談化する確率は一般に数%程度とされ、高くはありません。多くは担当者不在や受付での断りで終わります。そのため、限られた接触をどう次の接点につなげるかが成果を左右します。

    Q3. 飛び込み営業は時代遅れですか? A. 「その場で売る」やり方は通用しにくくなっています。コレタの独自調査では、買い手が知らない相手からの接触を避け(電話に出ない最多理由は「知らない番号には出ない」44.1%)、78.0%が資料があれば電話なしで検討できると回答しています。ただし、競合未接触の相手に出会える価値は残っており、"接点づくり"と割り切れば今も活かせます。

    Q4. 飛び込み営業の成功率を上げるコツは何ですか? A. 4つあります。①自社商材が刺さる業種・規模に訪問先を絞り事前仮説を持つ、②冒頭30秒で相手のメリットを伝える、③その場で売らず「資料を渡して次につなげる」をゴールにする、④訪問後に資料の反応を見て非同期でフォローする、です。特に訪問後のフォローが成否を分けます。

    Q5. 飛び込み営業ときつい・つらいと感じるときはどうすればいいですか? A. 「その場で成約する」を目標にすると、断られ続けて疲弊します。ゴールを「次の接点をつくる」に下げると、1件ごとの成功体験が積みやすくなります。また、効率の悪い飛び込みの一部を、メールや資料共有を軸にしたインサイドセールスに置き換えることで、負担を減らしながら成果を維持できます。

    Q6. 飛び込み営業とテレアポはどちらが効果的ですか? A. どちらも突然の接触という点で買い手に避けられやすくなっています。飛び込みは対面の熱量が伝わる反面、移動効率が悪く、テレアポは効率が良い反面つながりにくい傾向があります。現代では、いずれも「接点をつくり、価値ある資料を渡して非同期で育てる」形に変えることで成果が出やすくなります。


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